【まちスポインターン体験記　１８日目】

こんにちは！
明るい色の服を着ると元気な気分になれると信じている
インターン生の町野です。
今日は黄色のカーディガンを着たので
なんとなく気分も上がりました。

そんな今日一日も、
昨日同様スタッフ本間さんの机と、
PC下の板を有効活用してPCをかまっていました。
やっぱり打ちやすかったです。

今日はまちスポ利用団体にもなっている
「HIDAKKO PROJECT.」の説明会＆報告会に行ってきました。



積極的に行動している高校生ばかりで
自分の高校の頃を思い出したり、
海外に行ったことを思い出したりしました。

そんな話の中から一つ。

「ビラスタート」という会社の「旅革命」という研修に参加し、
ベトナムに１０日間行った木谷さんの話を聞いて
思い出したことを話します。
町野の体験談です。
いつもの日報より少し長くなります

私は日本福祉大学の国際福祉開発学部の３年生です。
学部の授業は英語を使う授業がメインなのですが、
今の私は英語が苦手です。
（この台詞を何度言ったことか…!）

そんな私が海外に興味を持ったきっかけは
中学生の頃に見ていた「あいのり」です。

恋愛バラエティー番組なのですが、
あいのりがカンボジアに行った時に
メンバーの１人とカンボジアの子どもとの会話が印象的で
海外に興味を持ち始めました。

あいのりメンバーは
「将来なにになりたいの？」
とカンボジアの１０歳くらいの男の子に尋ねました。
その子は「夢なんてないよ」と言い捨てました。
その子の家庭は貧しく、
ゴミ山からお金になるものや今日の食料を探して
生活を成り立たせていました。

私自身、成れる見込みなんてないけど、
漠然とテニス選手になりたいとかお花屋さんやりたいとか
その日の憧れや夢を語っていました。
しかし世界には夢も持てない子がいるんだなと
現実を知りました。
その時から私は、
夢の持てない子に夢を持たせてあげたいと思うようになりました。

それからは、
高校も大学も英語に力を入れている所を選びました。
しかし歳を重ねていくにつれ色々な考え方もできるようになり
自分の当初の思いを実現させるためには
いろんな困難があるけれど、一方でいろんなシステムもあることを知りました。
たとえ男の子に知識・経験を与えたとしても、
問題の根本の解決にはなりません。
知識や経験を得た男の子一人が豊かになることはあっても
まだまだ苦しんでいる人達がいるからです。
その国の社会そのものが変わらなければ
私がどれだけ手をかけたとしても一時的で一方的な
支援でしかないと分かったからです。

何かしてあげたい、何かしてあげたいと思っていましたが
授業や講演を聞くにつれてそれは相手が望んでいない場合もあることを知りました。
そのため、わたしたちが「何かしてあげたい」ことが優先ではなく
「支援してはいけないことを考える必要があること」を学びました。

これが今日の高校生の報告会を聞きながら
「あぁ、わたしもこんなことを考えていたことがあったなぁ」
と思い出しました。

私のボヤキですが何かを考えるきっかけになればいいなぁと思い
今日の日報に書かせていただきました。

国際福祉開発学部であるのに、
最近の私は地域活動ばかりにのめり込んでしまって
英語をほったらかしにしています。
大学に入った頃から英語を教わっている厳しい先生にも、
近頃は廊下ですれ違うのも怖いです。
（すぐ英語で喋りかけてくるから）

まちスポでのインターンも残すところ13日となりました。
大学に戻ったら英語を基礎からもう一度頑張りたいと思います。
宣言してしまったので本当に頑張ります。
よろしくおねがいします（笑）

町野の体験談でだいぶ長くなりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日もお疲れ様です！

HIDAKKO PROJECTの代表も
高校２年生の鈴木さんに変わり、今後の活動も楽しみです。


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※明日はスタッフ研修のため臨時休館させていただきます。
何かとご迷惑をおかけし、恐縮ではございますが、
ご理解の方よろしくお願い致します。